診療案内

呼吸機能検査(スパイロメトリー)のご案内

当院では、呼吸機能検査(スパイロメトリー)を行っています。
近年、タバコ、環境汚染、ストレス、アレルギー等の要因で、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や咳喘息等の疾患は増加傾向です。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、肺気腫や慢性気管支炎を代表とする不可逆性の肺疾患で、喫煙がリスクファクターであることが知られています。慢性の咳、たん、息切れ、呼吸困難等をひきおこす疾患です。

呼吸機能検査(スパイロメトリー)は、このような慢性閉塞性肺疾患:COPD、喘息、間質性肺炎などの呼吸器疾患の早期発見・診断に有効です。

この呼吸機能検査(スパイロメトリー)は、ノーズクリップをつけマウスピースをくわえ、息をはいて、スパイロメータという測定器を使用し肺の機能を調べます。

呼吸機能検査(スパイロメトリー)では、「肺年齢」を調べることも可能です。
「肺年齢」とは・・・肺の働きをわかりやすく表す指標です。自分の肺が年齢相応の働きをしているか、それとも歳をとっているかということが一目でわかります(日本呼吸器学会 肺年齢ハンドブックより引用)。「肺年齢」は、呼吸機能検査(スパイロメトリー)で測定される一秒間にはける息の量(1秒量)などから計算されます。

喫煙者は、ご自分では健康なつもりでも、「肺年齢」を測ると老化が進んでいることがあります。禁煙のきっかけにもなりますので一度測ってみられてはいかがでしょうか。
尚、喘息のある方の場合、「肺年齢」は老化の指標というより喘息の重症度を表します。

「肺年齢」は、その人の呼吸機能が今どのレベルなのかを知るための、ひとつの目安となるものです。ご自分の「肺年齢」を知って、呼吸器疾患の予防や治療に役立てましょう。お気軽にご相談ください。

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